高師直にインタビュー |
ハガクレ
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今回はバサラ代表!高師直さんです!なんか怖そうです!
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高師直
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おい、そこの女!ワシに何か聞くなら酒持ってこい!ったく、気がきかねーな
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ハガクレ
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ゴメンサナイー。持ってきます!スタコラ・・・はい、どーぞ
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高師直
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おっ、よしよし。で、このワシに何を聞きたいんだ?おう?
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ハガクレ
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じゃあですねー、高師直さんはバサラのチャンピォンみたいな方ですが、なんでバサラになったんですか?
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高師直
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はん。ワシはな、古いしきたりとか伝統が大嫌いなんじゃ!
そんなもんがあるからいつまでたっても天皇や公卿らがのさばっとんじゃ。
あいつらは力がないくせに口だけはうまい。人を騙すことにかけては天下一品よ。
そんなヤツラが作ったルールに縛られてたまるか
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ハガクレ
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はぁ
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高師直
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ヤツラはな、官位をやるからこうしろあーしろと武士を犬同然にこき使いよる。
そもそも官位がナンダというんじゃ?
頭を下げてまでそんなもんをありがたくもらう必要なかろうが!我らは武士ぞ?力で奪い取ればいいのじゃ!そう思わんか?
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ハガクレ
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でも力まかせばっかでやってたら、秩序やルールがなくなっちゃって、世の中がめちゃくちゃになっちゃうんじゃないですか?
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高師直
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そんなもんワシラで新しいルールを作ればいいんじゃ!
天皇や公卿らの決めたしきたりに従うからあいつらと武士はうまくいかんのじゃ。
あいつらはな、自分たちさえよければそれでいいのじゃ。
武士や農民などは自分達のために働き、汗水たらした金で、自分達だけが優雅で雅な暮らしができりゃいいと思っとる。そしてそれを当然と思っとる。なんでワシラがヤツラのためにそこまでせねばならのだ?
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ハガクレ
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それが世の常ってもんですよ。今の時代だってそうですもん
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高師直
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オマエはまだ若いくせに何を達観しておるんじゃ。まったくだらしない
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ハガクレ
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だってぇ
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高師直
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だってもへったくれもあるか!
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ハガクレ
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じゃあ言わせて貰いますけど、高師直さんだって好き勝手やって殺されちゃったじゃないですかー
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高師直
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けっ!まったく胸くそ悪い話しよ。
鎌倉幕府をぶっ潰すまでは順風満帆だったのだ。
もともとワシの主君・足利尊氏は気弱な男でな。それを直義殿とワシの2人でサポートしておったんじゃが、尊氏は天皇になびくわ、そのうち直義までもが天皇どもに尻尾を振るようになった。ったく、情けないことよ
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ハガクレ
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高師直さんは尻尾を振らなかったと?
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高師直
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あったりめーだろうが!!尻尾を振る必要がどこにある?
いいか?何度も言うがヤツラには武力がない。あるのは口のうまさと砂の上にある権威だけだぞ?そんなヤツラに生死をかけて戦ってきた武士たちがなーーーーんでへいこらせにゃならんのだ?
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ハガクレ
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でも好き勝手やりすぎたから殺されちゃったんでしょ?
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高師直
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フン!うるさいわ小娘が!ちょっと油断しただけじゃ!
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ハガクレ
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あと、噂によると「徒然草」を書いたあの有名な吉田兼好さんにラブレター代筆もやらせたそうじゃないですかー
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高師直
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ケンコー?あぁあいつな。あいつたいした事ねーぞ。
和歌四天王なんていうからよ、じゃあラブレター書くのがうまいだろうと思って頼んだのによ。相手の女はウンともスンともいってこねーんだよ。ムカつくからテメーもたいしたことねーなって言ったら顔真っ赤にしてたぜ。がっはっは
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ハガクレ
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自分で書けばいいのに
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高師直
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おい小娘。おめーはさっきからワシにつっかかってるが、おめーはアレか?そーゆールールとか常識とかにガチガチに固まってる人間か?おい
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ハガクレ
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いや別にそーいうワケじゃないんですけど
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高師直
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おめーアレだぞ?ルールなんてもんは破るためにあるんだぞ?人生ド派手に好き勝手生きるのが一番だろーが。他人の目ばっか気にしてたらデカイ人間にはなれんぞ。お?
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ハガクレ
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そうですけど・・・。高師直さんみたいに生きれたらうらやましーですけど、マジメに仕事しないとお給料もらえないしぃ
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高師直
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ムカつくヤツたくさんいるだろぉ?
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ハガクレ
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そりゃーいますよ!ストレスたまってますよ!
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高師直
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このワシがいい方法を教えてやろう。そういう時はな、思いっきりそいつをぶっ飛ばすのよ。わっはっはー。すっきりするぞー
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ハガクレ
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そんなことできるわけないじゃないですか!クビになって暴行罪で捕まっちゃいますよ!
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高師直
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おめーは何を言ってもダメだな。欲しいもんは力で奪い取る。人の目を気にせず好きなことをやる。誰よりも自分が目立つ!それができなきゃバサラにはなれんな。がっはっは
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ハガクレ
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うらやましいヒトですね・・・・
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